2022年5月29日 向島中央公園で

3回目の「アオギリの植栽」が行われました。

 

(写真提供:福井さん)




 

伏見区向島の中央公園で

「祈る平和の願いを-被ばくアオギリとともに」を開催

 (2019年)

 

 

 8月6日(火)午前8時より、伏見区の向島ニュータウンの「向島中央公園」で、第2回「祈る平和の願いをー被ばくアオギリとともに」(主催:にじいろプロジェクト、向島中央公園愛護協力会)が開催され、30数名の地域の方が参加しました。

 

 主催者の挨拶に続き、ヒロシマの原爆投下にちなんだ歌を全員で合唱。原爆が投下された8時15分に黙祷をささげました。

 

 太平洋戦争末期、昭和20年8月6日に米軍のB29爆撃機によって広島に原爆が投下されました。このとき被ばくし、生き残ったのが、「被ばくアオギリ」です。

 

 広島市は、このアオギリの根分けをし、希望する全国の学校や団体に配っています。

 

昨年5月、広島市にお願いして苗木を分けてもらい、地域の子どもたちの手で中央公園に植樹されました。

 

 

 

                           文責:神門 正和 090-9611-6299

       写真:福井 義定 080-5326-4841

 

  

 


      向島中央公園に植えられた「アオギリ」

アオギリと共に(2020年)

8月6日(木)午前8時より向島中央公園(南出入口5番より東)にて、広島市から2018年5月に譲り受けた「被ばくアオギリ」の前で集会が持たれました。
主催は「アオギリと共に歩む会」(代表:矢吹文敏)で詩の朗読、合唱、黙祷に続き参加者の言葉では、ここに「被ばくアオギリ」があり原爆のことや
平和の尊さについて身近に感じることができる。これから何世代にもわたって大事に育て、アオギリと共に歩んでいきたい。と述べていました。
                                                       報告:福井義定
      写真を2枚添付します。(左)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



      

  アオギリの植栽(2018年)

5月27日(日)愛隣館「にっこりフェスタ」の日、フェスタに参加した大人・子供約30名で向島中央公園に「アオギリ」(2本)を植樹しました。この「アオギリ」の木は、広島市から送られてきたもので、第二次世界大戦で原爆が投下され破壊された広島の地で被ばくし、過酷な状況下で再び芽を出した「被ばくアオギリ2世」です。

この木は、戦後を生きる被爆者の希望と平和を願う象徴となりました。

その「被ばくアオギリ2世」の苗木が向島ニュータウンの住民が自然に親しみ・憩う「向島中央公園」で育つことは、大変意義あることだという考えによるものです。

ところが、植樹の翌日、植えた2本のうち1本が無くなるという出来事がありました。向島交番へも届け出ましたが、現在も不明のままです。

この出来事をテレビのニュースで知った広島市役所の職員の方が無くなった代わりの「アオギリ」を送ってくれました。早速植樹しました。

これからも世の中が平和で子供たちが健やかに育っていくよう、

その願いを「アオギリ」に託してその成長を見守っていきたいと思っています。               

   記:向島中央公園愛護協力会:山崎洋一